第4ステージでは、
eラーニングで今実現できることとして、スクールの要素、すなわち
自分が学習する教科はどれにあたるのか、そして学習する内容、担当する先生などの情報がまとめられたシラバスを通して、履修登録をしたり、必要な学費を課金システムを通して支払ったりするなど、学校や会社という組織全体との結びつきを組み立てることができる、など
をご紹介しました。
それでは、【eラーニングで今実現できること】の最終ステージである第5ステージをご案内しましょう。
第5ステージの要素
所属組織(学校や会社)内と分け隔てたプライベートライフ
第5ステージの要素は、自分が所属している学校や会社内で過ごす時間以外のプライベートな時間となり、言葉としてライフがあてはめられています。
このステージで設定されているキーワードについて、実生活部分にあてはめてイメージすると
学校で課せられた宿題を、また会社から与えられた仕事をいつまでに仕上げるのかという目標管理をする
自己啓発のためにセミナーを受けてみよう、資格を取ってみよう、外国語を学んでみようという目標設定や、自分は今どういうスキルをもって何に役立つかなどをまとめることができるスキル管理
大学・専門学校・各種スクール(公務員試験・税理士試験対策やパソコンスキル・外国語スキル習得など)からは、自身のスクールへ入学してもらうための各種情報(入試・出願・学費・学習内容・取得できる資格など)を広く知らせる入学指導
同じ趣味をもつ者同士が集まって、コミュニケーションをとりあうグループとしての同好会
といったことが実現可能となります。
自分の能力を高めていくための良きアドバイザーの存在
また、第5ステージでは【コーチ】という役割が設定されています。
【コーチ】については、前述した4つのキーワード(目標管理・スキル管理・入学指導・同好会)に対してアドバイスや指導をするための存在ということになります。
わかりやすい例では、
あるスポーツ同好会を結成、初心者に対して競技がうまくなるようにするための指導を行ったり、スポーツ用具はどんなものがお薦めなのかアドバイスをする
入学試験を受けようと検討しているが、手続きでどうしてもわからないところがある学生からの質問に対して回答する
会社内でのキャリアアップや学校を卒業するまでに自分をどのように高めていくかを悩んでいる人に対して、目指しているゴールはどこか、そしてゴールに到達するためのキャリアパス・キャリアプランをどう構築していくのかについて、アドバイスを行う
という役割を果たしています。
さて、これで最終ステージである第5ステージのお話は終わりとなります。
ここで、これまでお話ししてきた第1ステージから第5ステージの要素をひとまとまりにしてみましょう。
eラーニングで今実現できること
5つもステージがあるため、ずいぶん大きな図となっていますが、これを見てみてどのように感じましたか?
これまでステージ毎にバラバラでお話してきましたが、一つにまとめるとそれぞれのステージが上の図のように積み上げられることになります。
一般的なeラーニングのイメージであったドキュメントの要素が最上層に位置している。
しかし、それはあくまで氷山の一角であり、最上層に隠されていてわからなった下層部分が実は存在していて4つの層により形成されていた。
そして、その4つの層では実現が可能な様々な要素が含まれていることもわかった。
eラーニングって既製の教材を勉強するだけでしょ
と思っていたみなさんが想像していた以上に、今のeラーニングで実現できることが私たちの生活の中で数多く存在していること
をこのシリーズを読んできていただいたみなさんは、もうお分かりになっていただけたかと思います。
じゃあ、これだけいろいろなことが実現可能になったeラーニングというシステムを、学習する側・させる側の立場から自分たちの組織内でいかに有効活用してくのか?
というテーマについて、最終回でお話したいと思います。





